【着物の整理|着物断捨離】着物コンサルタントに出張着物整理を依頼した場合

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【着物の整理|着物断捨離】着物コンサルタントに出張着物整理を依頼した場合

家族が遺してくれた着物を前に、いつかしようと思っている着物整理。最大の難関は、「着物の分類」です。良いものなのか、そうではないのか。今の自分が着られるのか、どうか。
残してくれた着物=すべてが価値ある着物ではありません。

この記事をご覧になっている方は、ご自分や家族の着物の整理をしようとしていて、自分でやってみたけれどなかなかむずかしい。と思っている方だと思います。

そこで、実際にわたしが行っている「出張着物整理」について、内容をお伝えします。専門家(以下、着物コンサルタント)に頼んだ場合、何ができて、何ができないのか。所要時間と料金は?など。知りたいことを簡潔にまとめます。

目次

着物整理を専門家に頼む場合~内容や料金など

ここでは、筆者が行っている「着物整理」について、ご案内させていただきます。作業自体は、3時間~5時間。着物コンサルタントが出張するので、モノの移動も、外出の手間もありません。短時間で着物整理をしたい方は、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

 

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出張着物整理の内容

  • 着物の状態の確認—〇
  • 着物のサイズ確認—〇
  • 全てのアイテム(着物,襦袢,帯,コート,帯締め,帯揚げ,バック,草履)の種類の確認—〇
  • コーディネート、着物TPOの説明—〇
  • リメイク、リフォームの取り扱い—△(事例のご紹介のみ)
  • 和裁師、クリーニングへの仲介—△(事例のご紹介のみ)
  • 着物の買取—X(買取はいたしません)

 

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所要時間

3時間~5時間

整理するおおよその数量

きもの10枚、帯10本、長襦袢2枚、コートや羽織数枚、帯揚げ、帯締、草履

料金

3時間 13,500円~

着物整理の詳細をさらにご覧になりたい方はこちらから。

(お住まいの地域により、たくさんのサイトが出てくると思います。お店で出張してくれるところ、買取まで行うところ、個人で請け負っているところなど。時間やサービス内容と費用は、大きく違いがあります。)

 

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着物整理を自分でするかどうかの判断

自分で着物整理を行った方がいい場合と、着物コンサルタントに頼む場合はどう違うのか?途中まで自分でやってみたものの、お手上げなんていう、時間の無駄はしたくない!ご自身のケースに当てはめてお考えてなってみてください。

 

自分で行えると判断できる場合

自分の着物を整理する場合。ある程度、着物の知識がある方。または、着物に詳しい方が近くにいて、手伝ってくれる場合は、少々わからないことがあっても、調べながら作業できると思います。

また、思い出の品なので、整理するプロセスまでもたいせつに、じっくりと時間をかけたい!とお考えの方も、ご自身で向き合った方がよいかもしれません。

 

専門家にお願いした方がいい場合

いただいた着物の着物整理の場合。しかも、あちこちからもらった着物を、整理したい場合。サイズや好み。仕立てた時代がばらばら。このようなケースは手ごわいです。サイズの見極めから、きものと襦袢が合っているかなど、詳細にチェックしなくてはなりません。着物に慣れている人でも一苦労でしょう。無駄に時間をかけることになりそう…こんな場合は、着物コンサルタントにすべてお任せするか、または、最初の道筋をたててもらい、その後ご自身で取り組まれることをおすすめします。

着物を、姉妹や親戚同士など、複数でわける予定の方もプロに任せましょう。サイズや年齢に応じた色柄のアドバイスを求め、その後、当事者同士で判断してもいいと思います。第三者が入る方がスムーズにいくケースが多いと思います。

 

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着物整理を専門家に頼む場合の全体の流れ

着物整理の基本は分類。「いるか」「いらないか」の判断です。「使えるか」「使えないか」で堂々巡りをしていると、いつまでも着物整理は先に進みません。自分でできない方は、人に頼んだ方がいいでしょう。

これから使うもの、もう使わないもの、いつか使うかもしれないもの(即座に処分できないものは、段ボールに入れておき、随時必要な方に差し上げるなど少しずつ処分していく)を分類します。

具体的には以下のような流れです。

1.ライフスタイルについてお訪ねする
2.たんすの中の着物をすべて出す
3.活かせるきものや帯を判断する
4.長襦袢、羽織、コートの判断をする
5.帯締め、帯揚げを判断する
6.下着類、紐、帯枕などの和装小物の有無を確認
7.コーディネイトアドバイス
8.着物のサイズアドバイス
9.お手入れ相談 (サイズ直しやシミ抜き、クリーニング方法など)
10.収納アドバイス
11.たたみ方のご指導
12.リフォームやリメイクのご提案

 

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個別の作業内容

状態の確認

布や糸が劣化していないか。表地と裏地のシミはどうか。ヤケがないかどうか。古い着物の場合は、「今の着物センス」とかけ離れていないか。など。帯やコート、草履なども着用可能かどうか確認します。

 

着物のサイズ確認

紐で試着をして、身丈、身幅、裄をチェックします。着用範囲内の場合も、人に着せてもらえるなら許容範囲内。自分で着付けをするなら、きれいに着られない。着崩れするサイズ。など、仔細に確認します。お直しの必要なものは、そのアドバイスをいたします。

 

アイテムの種類の確認

残す着物を中心に、着物、襦袢、帯、コート、帯締め、帯揚げ、バック、草履すべてのアイテムの説明をします。冬物か、夏物か。おしゃれ用か、式典用か、など。

 

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コーディネート

お客様の年齢に合わせ、ふだんのおしゃれ着向け、礼装向けにトータルコーディネート。もちろん季節に沿ったアイテムを合わせていきます。

 

着物のたたみ方

初心者の場合、動画や本をみて、着物をきれいにたたむのは難しいです。対面でお教えする場合であっても、複数回お見せしながら説明しています。できるまで、何度もご指導します。

 

着物お手入れ方法、収納方法

お客様のお部屋の状況から判断した、適切な収納方法、お手入れ方法をアドバイスします。

 

その他

着物のお約束事、半衿の付け方、クリーニング店に着物を持っていくときの注意事項、着物のお直しの方法と概算見積、リメイクやリフォームのご提案など、必要であればお話しています。

 

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オーダー例*50代のお客様「母が着ていた着物、両親が作ってくれた着物を整理、断捨離の希望。自分がこれから着る着物、結婚した娘に渡せる着物の仕分けをしたい」

自分が着られるふだんの着物と、これからお嬢様が着られるものを残して、思い切って処分したいとのリクエスト。「自分が管理できる範囲の枚数に減らしたいんです」とお客様。半数以上は断捨離するのが目標です。

 

たんすの中の着物をすべて和室に移動

たとう紙の数量は40枚ほどです。

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一枚一枚着物の種類を説明

お父様が普段に着ていた紬や、お母さまの礼装、お客さまが子供の時の着物など、お客様が認識されていなかった着物まで、たくさんのものが出てきました。異なる時代の、持ち主もいろいろな着物たち。着物を広げて種類を確認することが最初の作業です。ご家族の思い出がつまっていますね。

 

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着物の次に帯や羽織を確認

帯や長襦袢、羽織やコートもアイテムごとに分類。夏物、冬物、礼装、普段着と、どんどん仕分けをします。

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状態の良いもの、お好みに合う着物を仕分け

比較的新しく状態のよい着物の中から、気に入っているものを選り分けました。お似合いになるだろうというお着物もおすすめし、試着してもらいました。「アドバイスがなかったら、選ばなかったと思います。」また、お嬢様が着られるだろう、将来的にお孫様も着ていただけるものを仕分けします。

お客様のサイズの合う着物を選り分けます

一枚、一枚、試着していただき(お着付けをして)サイズの確認をしました。このまま着られるものを優先させました。お客様のご希望により、大がかりなお直しが必要なものは処分の対象としました。

 

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断捨離が一番の目的だったので、不要な着物は潔くごみ袋へ

もともと、お片付けレッスンを受けたことのあるお客様。断捨離の姿勢がはっきりされている方だったので、判断が潔く、不要なものは処分用の袋へ仕分けします。

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残した着物のコーディネート

襦袢、着物、帯までのコーディネートをご提案。ひとつずつ写真にとられて、保管されます。20代にお嬢様用に残す一式は、変化結びなど、着付けで変化を持たせられることなどを説明。

帯〆や帯揚げの小物類が不足していましたが、将来的に購入するということで、リストを作成。

 

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着物のたたみ方の説明し、着物整理は完了しました

たたみ方をご指導し、きれいなたとう紙に入れ替え、和室に中央にまとめました。この時点で2時間延長。トータル5時間に及ぶ着物整理でした。そのままタンスへ戻されるということでした。

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オーダー例*30代のお客様「お母さま、おばあさま、叔母様他の着物が大量にある。自分のライフスタイルと好みに合わせて少数精鋭に。」

 

訪問前にメールにてヒアリング→必要な収納グッズを事前購入

お客様のご希望で、事前に収納グッズを揃えてもらいました。新しいたとう紙40枚と、たとう紙収納ケースです。整理をしながら入れ替えもできたので、効率よくすすめられました。

リビングには段ボールに3箱の大量の着物。おばあ様の着物は古いものが多いものの、ビンテージの柄が可愛いらしく、お客様ご自身はお好みのご様子。叔母様、お母さまの着物は状態よく、まずは、絞り込みから。

残したい着物の方向性を伺います

ライフスタイルについてヒアリングしながら、今後残したい着物の方向性をさぐっていきます。

お子様の通過儀礼で母親として使えそうな礼装と、ふだんの着物を残すことになりました。合わせる帯や小物も記録に残し、わかりやすいリストを作成したいというご希望です。

 

たとう紙をすべてひらく

段ボールからたとう紙をすべて出して、着物を広げます。お客様は臨月のため、力仕事は着物コンサルタントへお任せいただきました。

 

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気楽な状態で、好きか、嫌いか、直観で判断してもらう

まずは、絶対に着ない着物を外していきます。ご自身のお好みがはっきりされていますので、直観で即断できました。その間、こちらでは、帯、羽織、襦袢と種類別に仕分けをします。

この段階では、まだ決められないお客様も多くいらっしゃいます。その場合は、先に着物の種類や状態を説明しながら、お客様に似合いそうな着物をこちら側で選別させていただくこともあります。

 

残した着物からさらに厳選

お客様の残した着物は全部で15枚でした。状態は良好か。サイズはあっているか。TPOに沿っている着物か?鏡に当てながら、仮試着しながら一枚一枚判断。6枚に絞りました。

同時に長襦袢もセットにしておきます。(長襦袢がないと、着物がきれません。)

ここまでの所要時間は約2時間です。

 

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残した着物に合わせて、帯を判断する

普段用の名古屋帯、礼装用の袋帯が複数ありました。デザインや締めやすさ、使い勝手の良さなどから、帯も最小に絞り込んでいきます。中には、アンティークの素敵な色柄の帯もありお気に入りのようでしたが、見えるところにシミがあり、全体的な汚れがあり着用は断念。保留の箱へ入れて次の作業に進みます。

 

合わせる帯締め、帯揚げを判断する

複数の帯締め、帯揚げがあり、その中でベターと思われるものをコーディネートして残します。小物類は、ちょっとくたびれていて、ベストとは思えませんでしたので、その旨、率直にご提案しました。

すべてを古い時代のものでコーデすると、古いファッションになってしまうのは洋服と同じ。新しく加えるとしたら…Kさまの今のセンスで帯締め、帯揚げのご購入を提案しました。お勧めの色、参考価格帯などのアドバイスです。

 

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羽織、コートまでコーディネート

コートも着物と同様、格式があるので、コーディネート力が必要。サイズも同じく確認します。

 

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履物(礼装草履、ふだん用の草履、下駄)の確認

お客様の手元に残っていたものが、爬虫類皮のおばさまのお草履一足。新品でしたが、30年以上古いもの。鼻緒も固く、試着してもらいましたが、サイズもあっていません。これは断念することに。

礼装用、ふだん用に両用できるようなタイプのお草履をご紹介しました。ここですでに基本の3時間経過。1時間延長されることに。

 

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下着類、紐、帯枕などの和装小物の有無を確認

2,5人分の紐類などがごちゃごちゃに入っていたので、一番使いやすいそうで、きれいなものを選びました。下着は洗い替えに二組残し、足袋はサイズがあってないので、新規購入リストへ。

 

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お手入れやリメイクのご相談 (サイズ直しやシミ抜き、クリーニング方法など)

処分する予定の着物の中から、リメイクに適したもの、リメイク方法などを写真をお見せしながらご提案しました。

お手入れに関しては、しみ抜き、サイズ直しの必要な着物が何枚がありましたので、クリーニングの出し方をご説明します。お預かりはできませんが、たいだいの金額をご参考までに。
 

たたみ方のご指導

たたみ方をお見せして(Kさま、動画をとってました)その後、実際にたたんでもらいます。テキストや動画ではわかりにくい、衿の部分や、たとう紙への入れ方など、 「そういうことだったんですね」と、納得のご様子でした。たたみ方などは、対面でご説明するのが一番早いですね。

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一枚ずつたたんだ後は、新品たとう紙に入れ、専用の収納ケースに入れて着物整理は完了です。

 

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お申込み方法

着物整理の詳細をさらにご覧になりたい方はこちらから。

着物整理のお申込みはこちらからどうぞ

 

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

人は、高齢になるとモノを処分できなくなります。思い出のつまった着物を捨てるのがもったいなくて、大事にしまっておく、または、もう捨てる気力もなくなっていた。などの理由により、家族の遺したたくさんの着物が実家に眠ったまま、という方はたくさんいます。

それらの着物を効率よく分類して整理するのは、ネットで得られる一般的な知識以上のものが必要。生前整理として、家族に残しておきたい着物を厳選する場合も同じ。時代が違えはトレンドも違いますからね。

モノは使う人が価値を認めてくれて、はじめて意味があるもの。残す着物の価値の裏付けも重要。それらの膨大な作業を最短で行える【着物コンサルタントの出張着物整理】をぜひおすすめしたいです。

筆者プロフィール

着物好きが高じて、DTPデザイナーから着付講師へ転身。年間約8割を着物で過ごしている。2004年より、東京都内にて生徒とのコミュニケーションを大切にした、少人数制の着付教室は現在も進化中。これまでに、400名を超える指導実績がある。

プロフィール詳細へ

 

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